異なるオブジェクト間での重複ルール設定

設定後の挙動イメージ

リードに既に存在する名前で取引先責任者を追加しようとするときに警告を表示する。

概要

  1. リードの一致ルールを作成
  2. 取引先責任者の一致ルールを作成
  3. 重複ルール1つ作成、上記1と2の一致ルールを組み込む

設定方法

リードの一致ルールを作成

1.以下の記事を参考にリードの一致ルールを作成する。
  一致ルールと重複ルールの作成方法

取引先責任者の一致ルールを作成

2.リードの一致ルールと同様に取引先責任者の一致ルールを作成する。
  ここでのルール名はContact Name Matchで、名前のあいまい一致を条件にする。

重複ルールの作成

3.「重複ルール」をクリックして「新規ルール」から「取引先責任者」をクリックする。


4.ルール名、一致ルールを追加して「保存」をクリックする。この時、一致ルールは、比較対象を「取引先責任者」と「リード」を選択し、一致ルールは先程作成したリードの一致ルールと取引先の一致ルールを選択する。「ルールを追加」ボタンでルールを追加できる。


5.重複ルールの詳細が表示されるので「有効化」をクリックする。

動作確認

「Cho Fuc」という名前のリードが既に存在しているとき、「Cho Fuc」という名前の取引先責任者を追加しようとしたとき、以下のように警告が表示されるようになる。

参考

TrailHead質問広場

Salesforceのアンケートの回答のエクスポート方法

挙動イメージ

設定方法

  1. 画面左上のマークをクリックしてアプリケーションおよび項目の検索欄に「アンケート」と入力して「アンケート」をクリックする。

  2. 回答をエクスポートしたいアンケートの右の▼をクリックして「最新バージョンを開く」をクリックする。

  3. 「分析」をクリックする。

  4. 「回答をエクスポート」をクリックする。

  5. 「関連付けられたオブジェクト」で回答をエクスポートするオブジェクトを選択して「開始日」と「終了日」を選択して「メールを送信」をクリックする。
      ※ここの「開始日」と「終了日」は回答者がアンケート回答を完了した日時

  6. エクスポートファイルが添付されてメールが送信される。「回答をダウンロード」でローカルで回答を管理可能だが、「ここで」をクリックしてSalesforceのファイル機能でも管理可能。この機能で添付できるファイルサイズは2GB。

SalesforceのリードをTwitterとリンクする方法

設定方法

1. ホームのタブから「リード」をクリックする。


2. Twitterとリンクしたいリードの名前をクリックする。


3. 「ニュース」タブから「Twitterでサインイン」をクリックする。


4. Twitterにサインインしたらアカウントの選択ボタンが表示される。「選択」をクリックする。


5. ニュースタブのTwitterの項目にTwitterアカウントが表示されていたら完了。

キャンペーンインフルエンスを商談の関連リストに表示する方法

キャンペーンインフルエンス:ある1つの商談に影響を及ぼす複数のキャンペーンに関する測定、レポートを作成する機能。

設定後のイメージ

キャンペーンインフルエンスを商談の関連リストに表示する

活用シーン

  • キャンペーンを用いたマーケティング施策を導入する際、商談とキャンペーンを紐づけて作業を円滑にしたい。
  • 1つの商談に対して複数キャンペーンがある時のレポートを作成したい。

設定方法

キャンペーンインフルエンスの設定

  1. クイック検索欄に「キャンペーン」と入力して「キャンペーンインフルエンスの設定」をクリックする。

  2. 以下の画像のようにキャンペーンインフルエンスが有効になっていることを確認する。

キャンペーンインフルエンスモデル設定

  1. 「モデルの設定」をクリックして新しい属性モデルが必要な場合は「新しい属性モデル」をクリックする。

  2. モデル名を入力してレコードの設定を選択する。レコードの設定は以下の2種類。カスタムレコードでは「すべてのレコード」しか選択できない。デフォルトの「Primary Campaign Source Model」では「すべてのレコード」が選択されている。
     ・すべてのレコード
     ・>0%属性のレコード

自動関連付け設定

  1. キャンペーンインフルエンス期間条件と自動関連付けルールを設定して「保存」をクリックする。

  2. 保存すると再計算処理が実行される。

権限セット割り当て

権限セットでCRMユーザにキャンペーンインフルエンスの権限がついていたので今回はこれをユーザーに割り当てる。

  1. クイック検索欄に「権限セット」と入力して「権限セット」をクリックする。
  2. 「CRMユーザ」をクリックする。

  3. 「アプリケーション権限」をクリックする。

  4. キャンペーンインフルエンスの権限があることを確認する。

  5. 権限セット概要の画面に戻って「割り当ての管理」をクリックする。

  6. 「割り当てを追加」をクリックする。

  7. キャンペーンインフルエンスの権限を割り当てたいユーザのチェックを入れて「割り当て」をクリックする。

  8. 「完了」をクリックする。

オブジェクトのページレイアウトを編集

  1. 設定の「オブジェクトマネージャ」をクリックして「商談」をクリックする。

  2. 「ページレイアウト」をクリックしてキャンペーンインフルエンスを表示したいページレイアウトの名前をクリックする。

  3. 「関連リスト」をクリックすると「キャンペーンインフルエンス」の項目が表示される。

  4. 「キャンペーンインフルエンス」をドラッグ&ドロップで追加する。(今回は関連リストに追加する。)

  5. 商談のレコード詳細画面の関連リストに「キャンペーンインフルエンス」が追加された。



SalesforceとGmailの連携方法

活用シーン

・Gmailでやり取りをしている人をSalesforceに円滑に追加したい。
・メールのテンプレートを素早くメールにコピペしたい。

設定方法

1.クイック検索欄に「拡張メール」と入力して「拡張メール」をクリック、「有効化」をクリックする。


2.クイック検索欄に「Gmail」と入力して「Gmail インテグレーションおよび同期」をクリックして「Gmail インテグレーション」のトグルボタンをオンにする。


3.トグルボタンをオンにすると「GmaiとSalesforceの接続を維持」と「アプリケーションビルダーを使用したコンテンツのカスタマイズ」が表示される。この両方ともトグルボタンをオンにする。「Gmail インテグレーションを取得」をクリックしてChrome ウェブstoreに移動する。


4.Chrome ウェブstoreへのリダイレクトの確認を求められるので「確認」をクリックする。


5.Chrome ウェブstoreのSalesforceの追加画面にが表示されたら「Chromeに追加」をクリックする。


6.Gmailにログインすると右側にSalesforceへのログインを求められるので「Salesforceへのログイン」をクリックする。


7.ユーザ名とパスワードを入力して「ログイン」をクリックする。


8.GoogleにSalesforceのアクセス権を付与するか聞かれるので「次へ」をクリックしてGmail インテグレーションの使用を開始する。


9.Googleアカウントにログインする。


10.「許可」をクリックする。


11.「アカウントをリンク」をクリックしてSalesforceとGoogleをリンクする。


12.「Go to Salesforce」をクリックする。


13.「使用開始」をクリックする。

選択リスト値セットの設定方法

活用シーン

カスタムした選択リスト値を複数オブジェクトに使いまわしたい。
(例)
・「評価」という選択リストを商品オブジェクトと売上予測オブジェクトに割り当てたい。

設定方法

グローバル選択リスト値の作成

1.設定のクイック検索欄に「選択リスト値セット」と入力して「選択リスト値セット」をクリックする。
2.グローバル値セットの「新規」をクリックする。


3.表示ラベル、名前、値を入力して「保存」をクリックする。値の選択肢の区切りは改行で設定する。(今回は汎用的に利用する選択リスト値として「評価」を設定する。)

オブジェクトに割り当て

4.設定の「オブジェクトマネージャ」をクリックする。


5.割り当てたいオブジェクトの名前をクリックする。(今回は商品オブジェクトに割り当てる。)


6.「項目とリレーション」の「新規」をクリックする。


7.データ型は「選択リスト」を選択して「次へ」をクリックする。


8.項目の表示ラベルを入力して値を選択、「次へ」をクリックする。


9.プロファイル別の項目レベルセキュリティを設定して「次へ」をクリックする。


10.「保存」をクリックする。


11.項目とリレーションの画面に追加した項目が表示される。(今回は「評価」が新しく表示されている。)

設定確認

12.画面右上に表示されている自身のアイコンをクリックして表示される吹き出し内の自身のアイコンをクリックする。


13.先程項目を追加したオブジェクトを表示して設定した選択リストを適用したいレコードの右側の▼をクリックして「編集」をクリックする。


14.設定した選択リスト値が表示されていることが確認できる。

Salesforceのテリトリーの設定方法

活用シーン

・人事異動の際に複雑な営業組織を一括で操作したい。
・複数の売上予測を保持したい。
・上位に属するテリトリーのアクセス権を付与できるようにしたい。

設定方法

1.クイック検索欄に「テリトリー」と入力して「テリトリーの設定」をクリックする。
2.「企業テリトリー管理を有効化」をクリックする。


3.有効化が成功したら成功したことが表示される。ここでデフォルトのアクセス権、商談テリトリーの割り当てを設定する。


4.取引先テリトリーの割り当てを設定して「保存」をクリックする。


5.保存が完了したら保存されたことが表示される。


6.「テリトリー種別」をクリックして「新規テリトリー種別」をクリックする。


7.表示ラベル、テリトリー種別名、優先度を入力して「保存」をクリックする。


8.「テリトリーモデル」をクリックして「新規テリトリーモデル」をクリックする。


9.表示ラベル、テリトリーモデル名を入力して「保存」をクリックする。


10.テリトリーモデルの詳細が表示されるので「階層の表示」をクリックする。


11.テリトリーモデルの階層が表示されるのでここで「テリトリーを作成」をクリックする。


12.テリトリー表示ラベル、テリトリー種別、上位テリトリー、テリトリー名を入力して「保存」をクリックする。テリトリー種別は先程作成したものを選択する。


13.「ユーザの管理」で割り当てるユーザを指定、「取引先の追加」でテリトリーに追加する取引先を指定できる。


14.「テリトリーモデル」をクリックして作成したテリトリーモデルの名前をクリックする。


15.「有効化」をクリックする。


16.テリトリー有効化には時間が掛かるが、完了したらメールでお知らせが送信される。


17.完了したら下記のような画面になる。

SalesforceのWeb-to-リード設定方法

挙動イメージ

前提

Webサイト訪問者がフォームに情報を入力したら自動でSalesforceのリードオブジェクトに追加されるようにしたい。という想定。

設定方法

1.設定のクイック検索欄に「Web-to-リード」と入力して「Web-to-リード」をクリックする。


2.Web-to-リードの設定画面に移動したら「編集」をクリックする。


3.「Web-to-リードの有効化」にチェックが入っていなかったらチェックを入れ、デフォルトのリード作成者を選択、「保存」をクリックする。


4.Web-to-リードの設定画面に戻ったら「Web-to-リードフォームの作成」をクリックする。


5.作成するフォームに含めたい内容を「選択済みの項目」の下のボックスに入れ、戻りURLを入力したら「作成」をクリックする。


6.HTMLが生成されるのでこれをコピーして「完了」をクリックする。


7.拡張子を.htmlにしてコピーしたHTMLテキストを見てみると下記の画像のようになる。「送信」をクリックするとSalesforceのリードに自動で追加される。

SalesforceのWeb-to-ケースの設定方法

設定後の挙動イメージ

前提

お問い合わせフォームから自動でSalesforceのケースオブジェクトにに追加したい。という想定。

設定方法

メール-to-ケースの有効化

1.設定のクイック検索欄に「Web-to」と入力して「Web-to-ケース」をクリックする。
2.「Web-to-ケースの有効化」にチェックを入れて他項目を任意で選択して「保存」をクリック。


※登録時に「お問い合わせありがとうございました。」のようなレスポンスを返信したい場合は「デフォルトのレスポンス用テンプレート」を変更する。テンプレートは以下の記事を参考に作成できる。
Salesforceのメールテンプレートの作成方法

HTMLを生成

3.画面左側の「Web-to-ケースHTMLジェネレータ」をクリックする。
4.作成するフォームで入力を促す内容を「選択済み」の下のボックスに追加、戻り先のURLを指定してreCAPTCHAを含めるかどうか選択、「作成」をクリックする。

HTMLを貼り付け

5.以下のように生成されたHTMLが表示されるのでコピーしてから「完了」をクリックする。


6.拡張子を.htmlで表示すると以下のような画面になる。ここに情報を入力して「送信」をクリックするとSalesforceのケースに追加される。

制限事項

・1日あたり5000ケースより多い受信はできない。
・デフォルトではスパムフィルタリングはされていない。
・以下のコンテンツはサポートされていない
 →添付ファイル
 →リッチテキスト
 →マルチパート/フォームデータ
 →スクリプトタグ

一致ルールと重複ルールの作成方法

設定後の挙動イメージ

名前が重複しているリードを作成しようとした時に警告が表示される設定

前提

同一の顧客に営業アプローチを掛けないようにするために重複データの発生を防ぎたい。という想定。

設定方法

一致ルール設定

1.設定のクイック検索欄に「一致ルール」と入力して「一致ルール」をクリックする。
2.「新規ルール」をクリックする。


3.オブジェクトを選択して「次へ」をクリックする。(今回はリードオブジェクトを選択する。)


4.ルール名と一意の名前を入力して一致条件を選択して「保存」をクリックする。(今回は名前を「Lead Name Match」と入力して一致条件を名前がほぼ一致していることを条件に設定した。)
  ※一致メソッドを「あいまい」にするとミドルネームも比較対象になる。また、「空白項目をマッチング」項目にチェックを入れると比較データ内の空白も比較対象になる。


5.一致ルールの詳細画面が表示されるので「有効化」をクリックする。


6.有効化完了のメール送信確認画面が表示されるので「OK」をクリックする。

重複ルール設定

7.設定のクイック検索欄に「重複ルール」と入力して「重複ルール」をクリックする。
8.「新規ルール」をクリックして設定したいオブジェクトを選択する。(今回はリードオブジェクトを選択する。)


9.ルール編集画面に遷移するのでルール名を入力、作成時と編集時のアクションを選択して比較対象のオブジェクトを選択、先程作成した一致ルールを選択して「保存」をクリックする。


10.重複ルールの詳細画面が表示されるので「有効化」をクリックする。